A realist in an ideological age

ゆとり世代が考えたこと,学んだことを記録するブログ

運動量,運動エネルギー(KE),角運動量

力学における基本的なパラメータに,運動量・運動エネルギー・角運動量の3つがあります.
ここでは,何故こんなパラメータを考えるのか,どうやってこんなパラメータを見つけたのか,について解説していきます.
運動方程式は,慣性質量m,物体に作用している力F,物体の速度vを用いて

\begin{align} F=m\dot{v}\tag{※}\end{align}

と書くことができます.

※式の右辺と,変位r,速度vを使って作ることのできるスカラー量とベクトル量を考えます.
加速度は使いません.なぜならば※式にすでに加速度(=\dot{v})の情報が含まれているからです.